紫陽花の花模様を染めた、塩瀬の名古屋帯です
ぼかし染めの味わい深い意匠に、銀彩もさり気なくあしらわれています
生地は塩瀬独特の衣擦れの音が心地よい、やわらかな手触りの正絹です
柄の白地部分のほか、地も全体的に薄く変色しています(傷みの写真5枚目、A)
点々と細かなシミがいくつか見られ、写真はありませんが、たれ先の白っぽいものは少し気になるかもしれません
ほか締め跡の筋もありますので、詳細は図と写真でご確認ください (黒字:表、赤字:裏)
多少の傷みはありますが、普段着などにお気兼ねなくお楽しみいただければと思います
文:豊田
*おおよその地色 - HTML code (4A3F59)
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