蘭と竹が刺繍で表された、エレガントなアンティークの名古屋帯です
生地はさらりとした手触りの人絹、地にはふんだんに金糸が織り込まれ、見る角度によって金色の発色具合が変わります
341cmとやや短めです
この帯の前柄は片面のみで、関西巻（帯を時計回り）でむすんでいただくと柄がでます

お太鼓上のシミは、それほど目立ちませんし、着用時には隠れます（傷みの写真1枚目）
ほか、軽い締め跡の筋がありますので、詳細は図と写真をご確認ください（黒字・表地、赤字・裏地）

着用にあたって致命的な傷みはありません
古いものとしては、かなり状態が良く、現代ものと見間違えそうになります
上品で優美な装いをお楽しみくださいませ

文：磯川

*おおよその地色 - HTML code (3B4A22)

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